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Yahoo!きっず 東京2020 オリンピック・パラリンピック特集

世界基準の日本人セーラー・高橋レオ 夢は五輪メダルとアメリカズカップ出場(4)

 2020年東京大会そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第38回は静岡県出身、セーリングの高橋レオ(たかはし・れお)を紹介する。

新リーグ「SailGP」にも参戦

高橋は新リーグ「SailGP」にも参戦。日本チームの一員として名を連ねる(右から2人目が高橋)【Getty Images】

 また、昨年は願ってもないチャンスが舞い込んだ。アメリカズカップの流れを受け継ぐ新たなプロヨットリーグ「SailGP(セール・ジーピー)」からの参戦オファーだ。18年10月に発足、19年2月にシドニーで開幕戦を迎えたSailGPはセーリング強豪国のオーストラリアを筆頭にイギリス、フランス、アメリカ、中国、日本の6チームによる国別対抗戦。初年度は世界5都市でレースを行う。

 高橋に白羽の矢を立てたのは日本チームで、チームでもリーグでも最年少。ポジションは「グラインダー」と呼ばれるウィングセールを調節するための動力を供給する役割で、パワーが求められる。初年度はリザーブとしての起用だが、開幕戦のシドニー大会では予選にあたるフリートレース、そして決勝にあたるマッチレースの両方で出番があった。優勝は地元オーストラリアに譲ったものの、高橋は日本チームの2位フィニッシュに貢献した。

 日本チームの大黒柱には、オーストラリア代表として12年ロンドン五輪49er級で金メダル、16年リオ五輪49er級で銀メダルを獲得したネイサン・アウタリッジがいる。舵取り役の「ヘルムスマン」としてチームを引っ張るネイサンは、アメリカズカップにも出場している。同じ49er級で五輪出場を目指す高橋にとって憧れの存在であることは言うまでもなく、チームメートとして共に戦うことで得るものはとてつもなく大きい。

「SailGPで使うヨット(F50双胴艇)と49er級のヨットは違いますけれど、スピードと風の使い方はよく似ている。五輪金メダリストのネイサンからはセールの使い方や操船のスキル、チームメートとのコミュニケーションなど、たくさんのことを学んでいます。とにかく一緒にいるだけでプラスになるし、自分もいつかはネイサンのように信頼されるリーダーになりたいです」(2019年5月7日掲載記事)

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