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競泳・今井月、地元岐阜で取り戻した原点 笑顔の裏にある真摯な努力(5) まとめ 未来に輝け! ニッポンのアスリートたち

 2020年東京五輪そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートたちを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第2回は岐阜県出身、競泳の今井月(るな/豊川高)を紹介する。

自分と向き合う、心の強さ

今夏は世界選手権にも出場。200メートル個人メドレー決勝で自己ベストの泳ぎを見せた【写真は共同】

 初の世界水泳選手権で、今井は200メートル個人メドレーで2分09秒99の自己ベストを更新して5位入賞を果たす。リオデジャネイロ五輪で達成できなかった、国際大会での決勝進出という目標をクリアした。

「リラックスして良い状態で挑めました。最後の自由形で耐えられるようになったのと、平泳ぎもキックで水が引っかかるようになってことがレースにつながりました」

 しかし、帰国後のインターハイや愛媛国体で出場した平泳ぎでは、まだ自己ベストから遠く及ばない記録でしか泳げていない。
 得意であり、大好きな平泳ぎで思うような泳ぎができず、いまだ結果が残せないことは、今井にとってつらい事実のはず。しかし、そんな苦行の中でも自分と向き合い、どんな物事にも真摯に取り組んだからこそ、個人メドレーで結果を残すことができた。"天真爛漫"な笑顔の裏に隠された心の強さこそ、今井が世界の舞台に立ち続け、戦い続けることができる大きな要因なのである。

 世界選手権で、今井はこんな言葉を残している。
「私にとって、平泳ぎも大切ですし、個人メドレーも大切です。だから、どちらか一方を頑張る、というのではなく、どちらもうまく両立できていけたらなって思っています」

 今井なら、きっとできる。

 来年の4月の日本選手権を皮切りに、競泳の18年シーズンが開幕する。その会場で、今井はきっと苦しみを脱出し、晴れやかな笑顔を私たちに見せてくれるに違いない。(2017年10月27日掲載記事)

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