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競泳・今井月、地元岐阜で取り戻した原点 笑顔の裏にある真摯な努力(4) まとめ 未来に輝け! ニッポンのアスリートたち

 2020年東京五輪そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートたちを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第2回は岐阜県出身、競泳の今井月(るな/豊川高)を紹介する。

"恩師たち"の協力 地元に帰りフォーム見直し

 そこで年が明けた17年の2月、今井はある決断をする。豊川高校で指導を受ける小池隆治先生に相談し、岐阜県で通っていた本巣スイミングスクールの芝辻泰宏コーチに平泳ぎのフォームを見てもらおうと考えたのだ。豊川高校も快く協力してくれたおかげで、今井は数日間、地元に戻る許可を得た。

 小学生時代から今井を見てきた芝辻コーチの目は、確かだった。中学からたった4年間で10センチも伸びた身長。それに伴って増えた体重など、体の変化と感覚がかみ合っていなかったことを見抜き、微調整を加えていく。すると、今井は調子が良かったときの平泳ぎの感覚を呼び戻していく。慣れ親しんだ地元ということで、メンタル面でもリフレッシュできたのだろう。少しずつ、自信も笑顔も取り戻していった。

 そして今年4月の日本選手権で、平泳ぎでは代表権を得られなかったが、200メートル個人メドレーで世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)の日本代表権を獲得。苦しみながらも、何とか世界への挑戦権を手にした。「平泳ぎ自体はまだまだですが、それでも少しずつ良くなってきています」と、今井の表情に明るさが戻ってきた。(2017年10月27日掲載記事)

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