「金融・ビジネス」にかかわる仕事をする人には、どんな人がいるのかな? ここでは、「銀行員」「経営コンサルタント」の方に、ききました。
「金融・ビジネス」にかかわる分野で働く人にききました!
『仕事の内容・やりがい・きっかけ・みちのりは?』
■仕事内容
特定の産業(※)を担当するチームで、10数社の企業を担当し、企業(※)の金融サービスニーズを見つけ出す営業の仕事を10年以上やってました。
ニーズとは資金調達(借入、資本増強)、リスクヘッジ(為替・金利)、M&A(買収・提携)、資金運用。
今は、M&Aチームで特定の企業・産業に関係なく営業の人と一緒に仕事をしています。
※産業:自動車メーカーとかスーパー(小売業)とかのまとまり
※企業:トヨタ、ニンテンドーなど、会社のこと
■やりがい
私にとっては色んな産業を勉強し、会社の現実の問題に触れているうちに世の中の物やサービスの流れ(関係)が少しずつ分かるようになったことです。
最近では日本の会社は世界中で物を作って売ってるし、外国の会社が日本のビルや会社を買うなど、世界の経済や資本の結びつきが強くなっているので、勉強は大変ですが視野が広がります。
■きっかけ・みちのり
高校生の時に、日本の多くの人の普段の生活に最も深刻な影響を与えかねないのは金融政策だと思って、日本銀行で仕事がしたいと大学の経済学部に進学しましたが、経済のことをもっと知りたいと思うようになってシンクタンク(○○研究所)の面接に行った際、それなら銀行に行った方がいいとのアドバイスを真に受けて銀行に就職しました。
■仕事内容
大企業に対し、その企業が抱えている悩み・課題を解決するお手伝いをしています。
特にM&A(企業買収)によるお手伝いが多いです。
■やりがい
普通の社会人が3〜4年かかるビジネススキルが1年で身につきます。
日経新聞の一面を飾るような、大きなビジネスに関与することができます。
とにかく楽しいので、私は仕事をつまらないと思ったことが一度もありません。
毎日がエキサイティングです。
■きっかけ・みちのり
新卒では大学で金融を勉強してたので証券会社に勤務。
その中で色々なビジネスを行っている経営者とお話する機会があり、次第に証券よりもビジネスを考えることに興味を持つように。
その後、自分の好きなこと(ビジネスがうまくいくように考えること)をやりながら社会貢献するには「起業」か「経営コンサルティング」しかないと考え、どちらにするか迷う日々。
そして結果的に、一つの種類のビジネスでなく、幅広いビジネスの分野に触れる機会のある、経営コンサルティングの道を選びました。