「行政・法律・国際関係」にかかわる仕事をする人には、どんな人がいるのかな? ここでは、「政治家」「弁護士」「通訳」の方に、ききました。
「行政・法律・国際関係」にかかわる分野で働く人にききました!
『仕事の内容・やりがい・きっかけ・みちのりは?』
■仕事内容
渋谷区議会議員をしています。
■やりがい
世の中全体や個々人の抱える問題を、多くの人々に現場で接しながら解決していこうとするところにやりがいを感じます。
■きっかけ・みちのり
誰かの役に立ちたい、社会の問題点を解決したいと漠然(ばくぜん)と政治に関心を持っていました。大学生のころに、同じ区の区議会議員のお手伝いをしたことがきっかけで、福祉や環境問題の最前線の現場で直接に区民の方と親密に接して課題を解決しようとしていく渋谷区議会議員の仕事に魅力を感じました。大学卒業後は民間企業に就職しましたが、誰もが参加できるような政治の仕組みを作るためにも退職せず会社を休職するという形で議員活動を実践しています。
■仕事内容
相続、離婚、不動産関係、消費者被害、労働関係、借金問題といった個人のトラブル、企業から相談を受ける社内・社外問題のトラブル、刑事事件など全般的にやっています。
■やりがい
依頼者の方から、私に依頼して本当によかったと泣いて喜んでいただけるときがあります。そんなときはとてもうれしいです。
個別の案件としては、冤罪(えんざい)を晴らしたとき、刑事弁護人としてのやりがいを感じました。
■きっかけ・みちのり
学生時代、人の相談を受けることが好きでした。悪ふざけばかりしていた高校の友人から、大学に入ってから初めてある本気の人生相談をされた際、その友人から、「お前は弁護士になれよ」と言われました。その時、ふと弁護士という仕事に興味を覚えました。この社会問題をどうしたいとか、冤罪をはらしたいとかいう発想は一切頭に無く、ただ、自分を信じて相談してくれる人のためになりたいという気持ちから、法律家の仕事を考えるようになりました。
■仕事内容
行政事務です。
文書づくりやPCを使うデスクワークもありますが、主な仕事は、町長の政策を具体化して起案し、住民とともに形にしていくこと。人と出会いながら、未来を生み出していく仕事です。
■やりがい
この仕事は「未来」を生み出す仕事です。
町の歴史の中で、先人から受け継いだものをより良い形で次世代に伝えていく責任があり、やりがいを感じます。
■きっかけ・みちのり
「誰もが安心して生きられる社会」の実現のため、「あらゆる人が、立場を超えて、互いに関わり合い、認め合い、高め合う」しくみが必要と考え、住民生活の最前線で様々な立場の人を「つなげる」仕事をしようと基礎自治体(市町村)の職員を選びました。
■仕事内容
フリーランス通訳・翻訳・メディアコーディネート。
通訳や翻訳といっても証券会社のロードショー通訳、映画の字幕翻訳、薬品の特許関連翻訳まで様々ですが、私はメディアの通訳・翻訳を中心にお仕事しています。
■やりがい
科学者からCEO、有名人まで各業界の第一人者たちと会えて話を聞けることです。普通は行けないような場所に行けて見れないものを見れたりできます。あとは、大好きなメディア制作に、「人とお話しする」という自分の好きなことだけで関わっていられることです。
■きっかけ・みちのり
もともと、TVのディレクターでした。アメリカの大学で映像制作を勉強したので、英語が話せるスタッフを必要としている番組制作を担当していました。結婚して子どもができて、スケジュール的にディレクターよりも安定し、私が希望すること(いろんなことを知ったり、人とおしゃべりして過ごすこと)ができる翻訳通訳コーディネートを専門にするようになりました。