「行政・法律・国際関係」にかかわる仕事

ルール(法律)にしたがって国民が豊かな生活ができるように、さまざまな対策を行うとともに、お年寄りや障がい者など、誰かの手助けが必要な人に手を差し伸べる行政の仕事。みんなが安心して生活できるようにつくったルールを正しく機能させる法律の仕事。そして、世界で活やくする国際関係の仕事。この分野の仕事は、日本人として社会に貢献できる使命感あふれる仕事だ。

「行政・法律・国際関係」にかかわる仕事について考えよう!

  • 「行政・法律・国際関係」にかかわる仕事には、どんな仕事があるのだろう? ここでは、「政治」「法律」「公共サービス」「国際関係」の仕事について紹介しているよ。では、さっそく見てみよう。

●政治にかかわる仕事

  • 政治家は、地域の代表として地域住民の意見を国に伝え、国の予算を獲得し、地域の活性化に努めるのが仕事なんだ。たとえば、新幹線を通すとか、公共施設を作るとか。国政をあずかる立場になると、国内外の課題に取り組み、社会を良くする対策を考え、議論し、行動する。とてもタフな仕事だけど、歴史に残る仕事でもあるんだ。

●法律にかかわる仕事

  • 罪を犯したら、法のもとに裁かれる。そのとき、法に則って刑罰を与えようとするのが検事で、犯罪者の立場から、それに至った背景などを説明して弁護するのが弁護士。そして、両者の意見を聞き取り、判決を下すのが裁判官。立場こそ違うが、どの職業も、感情に流されず、公正な立場で考える力が要求される正義の仕事だ。

●公共サービスにかかわる仕事

  • 公共サービスとは、地域注民のために公的機関が提供するサービスで、教育・医療・交通・司法・消防・警察などがあるんだ。これらは、みんなが安心して生活するために必要なことだよね。この仕事をしているのが公務員で、利益を追求することよりも、地域住民のために奉仕する仕事なので、人のために身を挺(てい)する気持ちがなければ勤まらない。

●国際関係にかかわる仕事

  • 国際関係の仕事はどの分野にもあり、幅広い。たとえば、国家公務員であれば外交官、語学が得意な人であれば翻訳家、総合建設業であれば海外のプラント開発、旅行業であれば現地のツアーコンダクターやホテルスタッフなど。翻訳家のように語学力を生かした仕事がしたいのか、それとも海外で働きたいのかで仕事の選び方が変わってくるので、まず自分が何をやりたいのか考えよう。

    『人に役に立つのが好き』な人におすすめの職業紹介(外部サイト)
    政治家、公務員、外交官、国連職員、弁護士、裁判官、警察官など

読んでみよう!

  • 「行政・法律・国際関係」にかかわる仕事をする人には、どんな人がいるのかな? ここでは、「政治家」「弁護士」「通訳」の方に、ききました。
  

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