「医療・福祉」にかかわる仕事をする人には、どんな人がいるのかな? ここでは、「看護師」「歯科医師」「製薬会社で働く」「福祉施設で働く」の方にききました。
「医療・福祉」にかかわる分野で働く人にききました!
『仕事の内容・やりがい・きっかけ・みちのりは?』
■仕事内容
療養(りょうよう)の世話と診療(しんりょう)の介助をしています。
食事・排泄(はいせつ)・清潔の援助や、退院調整、家族調整、点滴、採血、検査・治療の介助など行っています。
■やりがい
日々元気になっていく患者さんを見たときが嬉しいです。
自分のアセスメント、看護援助で合併症の予防ができたり治療の方向性が決まっていくときにやりがいを感じます。
■きっかけ・みちのり
小学生のときに入院した際、看護師の優しさがとてもうれしく感じたのがきっかけです。
あとは、国家資格を持てること、仕事が安定することから看護師を目指しました。
■仕事内容
一般歯科や小児歯科、歯列矯正など、歯の診察・診療を行っています。
■やりがい
かむことは人間の体にとって本当に大事な事で、健康にとって欠かせません。歯から健康になってもらいたいと心から願っています。食物をかんで、胃におくりだす重要な口・歯に携わる仕事ですですので、見た目がよくなったり、きれいになってもらうことがうれしいです。そして患者さんに喜んでもらえることがうれしいし、ありがたいと思います。
■きっかけ・みちのり
高校二年の夏に理系に行き、歯科医になろうと決意しました。
また、小さい頃から、彫刻するのが好きでした。彫刻刀をもってハンコを作ったり、絵を書いたりするのが得意で、手先が器用とほめられることが多かったので手を使う職業に就きたいと思いました。進路を決める時期にたまたま、歯医者をしている親戚の家に遊びにいったとき、この仕事いいなと思いました。それをきっかけに歯科大学に進み歯科医になりました。
■仕事内容
製薬会社のコールセンター。
顧客(おもに医療従事者)の質問と要望に対応(営業のサポート)及び主力製品以外の製品の情報管理とライフサイクルマネジメントをしています。
■やりがい
コールセンターとしては、直接臨床現場にとって役に立つ情報を提供できるし、その提供方法によって相手の満足度も変わることを身をもって感じられるところにやりがいを感じます。
■きっかけ・みちのり
もともと医療関係に興味があり、臨床現場で働いていましたが、日々の業務に追われることに疑問を感じ、働くスタイルのベース部分がある程度整っている大企業で働くほうが自分にあってると感じたのがきっかけです。
■仕事内容
老人ホームで利用者に対する心身の状況に応じた介護などを行っています。
■やりがい
人生経験豊富な高齢者と直(じか)に触れ合うことができることが魅力ですね。
■きっかけ・みちのり
もともと祖父の介護を経験したのがきっかけです。
介護の必要な祖父と旅行にいったり身のまわりの介護をしたり。
そんな経験を18歳でしました。
祖父が最後に施設に入った際、施設の職員さんがとても良い介護をしてくれて、それがきっかけで施設で働きたいと感じ、この職業を選びました。