日本とつながりの深い国ぐに
まとめ 国際理解

世界には、200近い数の国ぐにがあります。その中で、日本とのつながりが深い国について調べてみよう。

日本と世界のつながり

日本は島国ですが、世界のさまざまな国ぐにと貿易や文化交流を重ね、互いに大きな影響を受け合ってきました。
近年では交通や通信手段の発達により、さらに密接につながっています。
たとえば、中国や韓国、アメリカなどは貿易や観光面でも大きな相手国ですし、ヨーロッパや東南アジア、中東など多方面とのやり取りも盛んです。

アジアとの関係

中国
歴史的に、古代から文化や技術を取り入れてきた相手。近年は大きな経済力を持ち、日本の貿易相手としても重要な国。
電子部品や衣料品など多くの製品を日本へ輸出する一方、日本からは自動車や機械類を輸入している。

韓国
近い隣国であるがゆえに、歴史的な交流が続く。文化(ドラマやK-POP)や食文化(キムチなど)が日本でも人気。
互いに技術協力や観光交流も盛んで、多くの旅行客が行き来している。

東南アジア
タイやベトナム、インドネシア、マレーシアなど、経済成長が続いている国が多い。日本企業が工場をつくったり、観光地として人気を集めたりしている。
食文化や工芸品などの面でも結びつきが強まり、人的交流が増えている。

アメリカやヨーロッパとの関係

アメリカ合衆国
戦後の占領政策を通じて、政治・経済の面で影響を大きく受けた。現在でも安全保障上の同盟国として、また貿易相手として非常に重要。
自動車や農産物、ハイテク製品などで、輸出入が盛ん。ハリウッド映画やファッションなど文化面でも影響を受け合っている。

ヨーロッパ諸国
ドイツやイギリス、フランスなど、経済や技術で強みを持つ国々。EU(ヨーロッパ連合)として一体化も進めている。
日本の自動車や電機製品が輸出される一方、高級ブランドや化粧品、芸術関係など多様な輸入を行い、相互に文化交流も活発に行われている。

中東やアフリカなど

中東
石油資源が豊富で、日本は原油の多くをこの地域から輸入している。安全保障や経済の安定上、とても重要な地域。

アフリカ
近年、経済発展や資源開発の面で注目され、日本企業も進出し始めている。また、ODA(政府開発援助)などで日本が医療や教育面で支援を行うことも多い。

文化・人的交流の広がり

インターネットやSNS
国境を越えて情報や映像をやり取りできるようになり、音楽やアニメ、ゲームなど日本の文化が海外で人気を得ているケースも増えた。

外国からの観光客
観光地として日本を訪れる外国人が年々増加し、各地で多言語対応や異文化交流が進む。

留学や国際結婚
海外に留学する日本人や、日本に留学する外国人も増加。さまざまな国の人が暮らす地域もあり、外国料理の店や国際学校などが各地に広がっている。

動画で学ぼう!(NHK for School)

(外部サイト)
  • アメリカ合衆国の農業NHK 01:16
    アメリカ合衆国は穀物の輸出量が世界一です。大型機械を用い大規模に生産し、世界中に輸出しています。
  • 日本の隣(となり)の国 韓国NHK 01:56
    日本の隣(となり)の国、韓国(かんこく)。最近では、電気製品(せいひん)や自動車の輸出も盛ん(さかん)です。都市化にともない食生活や文化も変化しています。
  • 日本の隣(となり)の国 中国NHK 01:34
    中国は、人口がおよそ14億人。豊富(ほうふ)な労働力で「世界の工場」と呼(よ)ばれています。中国の産業の特徴(とくちょう)を見ていきます。
  • ブラジルの人びとNHK 01:36
    祭りへの情熱や、移民した人びとの仕事がわかる。
  • 砂漠の暮らしNHK 02:18
    砂漠で暮らす人々を知る。雨の降らない砂漠で水が生命に関わる重要なものであることをふまえ人々の生活と砂漠、オアシスについて考えることができる。

     その他の動画を見る(外部サイト)

  
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